輸入が禁止・規制されている品目について

輸入ビジネスは海外と国内で価格差のある商品を仕入れて販売するという商売の基本を学べるビジネスですが、価格差があったからと言って何でも仕入れて言い訳ではありません。

初心者の方にありがちなミスと言えば輸入が禁止されている商品、もしくは規制されている商品や販売が禁止されている商品などを仕入れてしまうことです。
簡単に価格差のある消費が見つけやすい中国などでは何も調べずに価格差だけで仕入れてしまうと規制に引っかかっている商品で税関で破棄しなければいけないなどのトラブルになることもあります。せっかく資金を使って仕入れた商品が輸入禁止商品だったら残念ですよね。

そんなトラブルを事前に防ぐために初心者が気をつけるべき輸入が禁止、規制されている商品をチェックしておきましょう。

 

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輸入が禁止されている品目

 

ここでは関税法で輸入が禁止されている商品について解説します。

ここで記載されている商品は輸入してはいけない商品なので国内で販売している方がいても決して仕入れたり販売したりしないようにしてください。

麻薬、ドラッグ

法律で禁止されている麻薬や大麻、コカインなどの輸入は法律で禁止されています。これらの違法薬物が輸入品の中に混じっていた場合は全く見に覚えがなくても非常に面倒な自体になる可能性が高いです。もちろん故意に仕入れた場合は逮捕されますので絶対に止めましょう。

拳銃、機関銃、その他の部品

拳銃やピストルなどは法律で輸入が禁止されています。中国商品には本物のライフル銃などのスコープなどのレプリカなどがサバゲー用に需要があったりしますが殺傷能力のある商品などは法律で輸入が禁止されていますので注意しましょう。日本の税関で該当する商品が見つかった場合は書類を申請するためにしばらく時間がかかり他の商品の販売機会の損失につながってしまいます。

爆発物、花火、火薬

花火をはじめとする爆発物や火薬が入った商品などは輸入が禁止されています。たまたま中国の税関でOKが出たとしても法律で輸入が禁止されている商品ですので絶対に仕入れないようにしてください。万が一、輸入貨物の中で爆発などが起こり火事に発展した場合はとても個人で責任が取れるレベルではありませんので事前に爆発物でないかチェックするようにしましょう。

科学兵器、毒物、その原料

科学兵器に該当するような商品や毒性物質が入った商品などは輸入禁止となっています。もちろん販売も禁止されていますので仕入れないようにしましょう。このような商品を販売した場合は逮捕の可能性もありますので知らなかったでは済まされませんので注意しましょう。

ウィルス、病原体

故意にウィルスを仕入れようとする方はいないと思いますが、このようなものも日本国内に輸入することはもちろん禁止されています。エボラウィルスやペスト菌などは人体にかなり悪影響のあるウィルスとされています。

紙幣、貨幣などの偽造品、模造品

米ドルのスーパーコピーはもちろん、模造品と判断されてもおかしくないレベルの貨幣などはパロディグッズとしては認めてもらえません。日本の税関にて商品の破棄申請をする必要があり時間がかかりますので、事前にこのような商品は仕入れないようにしましょう。

児童ポルノ、風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物

児童ポルノや卑猥な書籍などは輸入が禁止されています。このような商品を販売することもしないようにしましょう。児童ポルノ関連は厳しくなっていますので間違えて仕入れたり販売してしまうと非常に面倒なことになりかねません。違法なのですが需要が高く、闇サイトなどで高値で取引されている現状があります。

特許、著作権に反するもの

よくある事例としては日本国内で特許を取得してある便利商品などのコピーが中国で格安で販売されていて、その商品を仕入れて販売しようとしたところ著作権や商標権に侵害しているということで輸入できない、もしくは手元までは届いて知らずに販売してしまい大元の会社から著作権侵害の連絡がくることです。これに関しては僕も経験したことがあります。中国で沢山販売されている商品でも日本では輸入禁止商品というものは意外に多いので注意しましょう。

ブランド品のコピー商品、模造品

ルイヴィトンやグッチ、シャネルなどのハイブランドはもちろん、シュプリームやナイキ、アディダスなどのコピー商品はもちろん輸入が禁止されています。中国や韓国、台湾などの仕入れ先を見るとどの国でも簡単に仕入れることができますが日本の税関で見つかった場合は破棄の申請をすることになり手続き完了までに時間がかかります。このような商品を販売すると最悪の場合、逮捕されますので絶対にやめましょう。

輸入が規制されている品目

ここでは輸入する際に特定の手続きや検査が必要になる商品を解説します。

検査の結果、輸入できない商品などもあり、個人が輸入するのは現実的でない商品を紹介します。

毛皮、皮革製品などの一部(ワシントン条約)

ワシントン条約では一部の動物の毛皮などに規制がかかっています。具体的にはトラ、ヒョウ、チンチラ、オオカミなどで毛皮以外にも象牙などの輸入は規制されています。これらは輸入元や輸出国の経済産業省が発行した輸入承認証などが必要になりますが個人ではまず不可能なので輸入しないようにしましょう。

お酒(酒税法)

お酒は酒税法や食品衛生法などによって規制されています。米国などから輸入することも現実的には規制されていますので止めておきましょう。価格差があるからと言って正規ルートで国内に入ってきたお酒以外は売買も禁止ですので注意してください。

植物の種、球根、ポプリ(植物防疫法、種苗法、ワシントン条約)

植物の種などはものによって輸入が規制されています。個人使用目的の場合はOKのものありますが、この法律の規制をクリアした商品でも販売を禁止されている商品が沢山あるので、輸入の規制と販売できるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。初心者の方はハードルも高めなので止めておきましょう。

食品、飲料全般(食品衛生法)

食品にも輸入に規制のかかっているものが沢山あります。規制のない商品で個人使用目的で輸入した商品は大丈夫なのですが、販売することはもちろん禁止です。食品は口に入れるものですので最悪人の命を奪ってしまう可能性もあるので絶対に販売しないようにしましょう。

食器、調理器具(食品衛生法)

食器や調理器具などの直接口に触れるような商品は食品衛生法で規制されています。個人使用目的で輸入することは可能ですが販売することは禁止されていますので注意しましょう。食器や調理器具に関しては国内でも沢山販売している方がいますが、それが原因でアカウントを削除される可能性もあるので絶対にやめておきましょう。

医薬品、医薬部外品、サプリメント(薬事法)

サプリなどの薬品系商品も薬事法で輸入が規制されています。個人使用目的に限り輸入できるものもありますが、繰り返し輸入することや輸入する量によって個人使用と認められず輸入が規制される場合もありますので仕入れないようにしましょう。

化粧品(薬事法)

メイクパレットやリップなどの肌に触れるような化粧品も輸入が規制されています。個人使用目的の場合は許可される商品も多いのですが、輸入する量や似たような商品を複数輸入した場合は商用利用となり破棄しなければいけなくなる可能性も高いです。化粧品も沢山の方が販売している現状がありますが、個人で許可が取れるようなものではありませんので注意してください。

おもちゃ、玩具(食品衛生法)

幼児が遊ぶようなおもちゃは輸入が規制されています。小さな赤ちゃんはおもちゃを口に入れることもあり食品衛生法に引っかかります。個人使用目的でしたら規定内の数量は輸入できますが販売することは禁止ですので、注意してください。

CD、ビデオ、DVD(著作権法、商標法)

著作権や商標に抵触するようなメディア商品やポルノ関連の商品の輸入には規制がかかっています。DVDなどは事前にしっかりと調べて法律上OKなものなのかをチェックしておきましょう。特に中国などで複製された違法コピーの映画作品などは絶対に手を出さないようにしてください。中国の場合は正常な商品でも輸入できない場合もありますので注意しましょう。

分からない時に頼りになる機関

実際に仕入れたい商品が上記の法律に触れていないか心配という方は以下の2つの機関に問い合わせると良いでしょう。

両方とも個人輸入に関して法律上の問題を熟知しているので明確な回答がもらえるのでおすすめです。

mipro(ミプロ)

ミプロは小口輸入に関する情報や知的財産に関する情報などが学べる機関で本格的に輸入ビジネスに取り組む方への支援もしています。輸入ビジネスに関するセミナーなども定期的に開催している機関で「小口輸入に関するQ&A」は為になることが沢山書いてあります。資料ダウンロードすることもでき電話での相談もできるので、何か気になる商品があった場合などは気軽に電話してみると良いでしょう。

ミプロ

JETRO(ジェトロ)

ジェトロは海外ビジネスに関する様々なサポートや調査レポートが見れる機関で中小企業の海外ビジネスの促進などもサポートしている企業です。輸入に関する疑問にも答えており各商品の手続きの方法などを解説してくれています。メールや電話での問い合わせも可能となっており親切に案内してくれるので分からないことがあった時は問い合わせてみると良いでしょう。

ジェトロ

怪しい商品は仕入れないようにしましょう。

コピー商品や違法な商品というのは価格差があって当たり前です。ただしあくまでも違法販売であり販売者として絶対にやってはいけないことなのは確かです。

いくら利益が出るからといって、そのような事をしている方は長い目でみてビジネスが成功するわけがありません。せっかく海外から商品を仕入れて販売するんだったら人に喜ばれるような商品を販売しましょう。

コピー商品も人によっては喜ぶ方も多いでしょうが、そういった人を視野にビジネスをするのは根本的に間違っていることを理解しましょう。

販売者として責任感のあるビジネスができるように頭の片隅に入れておいてくださいね。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!